研究紹介

代謝研究
中枢神経系

中枢神経系

  糖尿病の主要合併症の1つである神経障害では、末梢神経の髄鞘形成に障害を生じることが報告されています。しかし、糖尿病症例では中枢高次機能の低下を示す症例が多く認められることから、我々は中枢神経系においても同様の髄鞘形成障害が生じている可能性を考えています。

  本研究では、中枢神経系における髄鞘形成に関わるオリゴデンドロサイトに着目し、糖尿病・インスリン抵抗性モデル動物を用いて上述の仮説を検証することを目的としています。

 

(1)実験方法

細胞培養系

  オリゴデンドロサイト前駆細胞の初代培養系を利用して、増殖や分化時における細胞内メカニズムの解明を目指しています(下図)。

 

動物モデル

  糖尿病や脱髄/再髄鞘化の疾患モデル動物を利用して、動物の代謝状態や行動の変化、オリゴデンドロサイトを含む中枢神経系の細胞の様子を調べ、糖尿病と髄鞘の関連を調べています。